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 年忌法要は故人の思い出を肴に一族の飲ミュニケーション

南川浩一 著  『真心を届ける 愛を贈る』 より


 葬式仏教にも年忌法要という続きがある。一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌と続く法要の行事は、故人の霊を弔う追善供養であるが、実際は故人の思い出話を酒の肴に親族・縁者の飲ミュニケーションの場になっている。こんなことでもない限り、親類もなかなか集まれない。

 故人も年々忘却の彼方に追いやられてしまうのだから、たとえ悪口でもいい、故人のことを話題にして、一族がわいわい賑やかに飲むことが、なによりの供養になるのではなかろうか。事実、法事の酒は意外にうまいものだ。葬式の酒は悲しく、あわただしい。結婚式は参列者の半分がまだ他人だから、リラックスできない。法事には悲しみも消えているし、親族や旧知だけの内輪の会であるから、気がおけない。お供物のお下がりを分け合う女性たちも積もる話で賑々しく楽しそうである。

 ところで、いまシンポジウムといえば、壇上に識者が並んで難しい意見を述べ合うことのように思うが、ラテン語の語源はいっしょに酒を飲んでバカ話をするという意味だ。法事はさしずめ親族のシンポジウム、酒の飲めない人はシンポジュース。

 各地に散らばっている親・子・孫の三代集まれば、男女ともに世代も違い、生活圏も違い、職業も違うことから話が合わないように思うが、かえって異色の話題が飛び出して異業種懇談会の新鮮さがあったりする。

 法事では各人が持ち寄る『お供え』と関係者に配る『粗供養』のギフト需要が発生する。たいていは地域のギフト店が相談に応じているが、一族の親戚関係、人間関係、そのランクづけや金額までさらけだして相談するのだから、地元の気心の知れた店がいい。故人のことを知ってもらっている店ならなおいい。法事はほとんどの家庭が忠実に行っている。粗供養の単価も比較的高い。それというのも、習慣や、儀礼や、信仰以上に、何よりも親族のコミュニケーションの機会として支持されている。

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