葬儀会社から香典返し・仏壇・墓の案内を受けていますか?

 

葬儀がとり行われると、その後に香典返しや仏壇の営業マンが訪ねてくる事があります。(または、来ない事もあります)

 

それらの営業マンが訪ねてくる前には、葬儀会社の担当者から次のような言葉が発せられる事があります。

 

『個人情報が 漏れますよ・・・』

 

『ギフトでしたら 違った商品を送る 悪い会社があります。

気を付けてください・・・』

 

『カタログを受け取ったら 大変なことになりますから

受け取らないでください・・・』

 

未だに、一部の葬儀会社は、精神的に不安な状態でいる喪家に対して 不安を煽る話をします。

 

葬儀会社はホテルなどと同じサービス業です。

きっと喪家の立場にたって、心がこもった立派な葬儀を施行してくれます。

サービス業の部分において、どの葬儀会社もプロとして、業としてお客様の立場にたって仕事をしてくれます。

期間は 通夜当日告別式当日・そして その次の日まで。

 

ただし、サービス業としての葬儀の仕事が終わって、葬儀会社が 物品販売をし始めるようになると 途端に『お客様目線の考え方』が変化する事があります。

 

言い換えると、主な葬儀会社の社員の実務は『葬儀・告別式まで』なのです。

 

葬儀社の業務,福岡

 

一般的に、葬儀会社から派遣される【下請けのギフト会社】 【下請けの仏壇店】 【紹介される墓地や納骨堂】などで、最低でも2割~3割の仲介マージンが発生しています。

 

葬儀社バックマージン,福岡

 

実際には、葬儀会社の担当社員は何もせず(実務はなしに)、葬儀会社に出入りしている下請けの各会社の営業マン(仏壇・墓・香典返し) 販売から納品まで全てを行うことがほとんどで、仲介する葬儀会社は本業である葬儀代金の集金を済ませた後に、葬儀代金とは別に まとまった紹介料を受け取ります。

紹介料を合計すると100万円を超える事さえあります。これは最終的に喪家が支払ったものです。

 

この紹介料を目的として、葬儀会社の関係者から、以下の言葉が発せられることがあります。

 

『個人情報が 漏れますよ・・・』

 

『ギフトでしたら 違った商品を送る 悪い会社があります。

気を付けてください・・・』

 

『カタログを受け取ったら 大変なことになりますから

受け取らないでください・・・』

 

つまり、『葬儀社に注文すると安心です。(よその資料は受け取らず、話も聞かないようにして)当社に注文をお願いします・・・』という、葬儀社の都合による、葬儀社の為の 案内です。

 

実際、香典返し・仏壇・墓は、仲介なしでお客様が、直接それぞれの専門店に依頼する方が、同じ品なら 安く購入できるか 、もしくは 同じ予算なら グレードが高い品 が購入できます

 

葬儀会社によっては、社員に これらの不誠実ともいえる営業トークが指導されている事がある様ですが、担当社員によっては、『ウチでもできますが、ウチに頼むと高くなるので・・・専門店に頼んだ方がいいと思います・・・』と 正直な人も 結構にいます。

 

もちろん、良心的な発言が出来る社員が多く在籍する葬儀会社は、他の点においても お客様目線で仕事がなされていると思われ、葬儀の件数が多い傾向が見られます。

 

一般的にサービス業界と、物品販売業界では、その利益率について かなり大きな感覚の差があります。 これは両方の業界を知ってる方には納得していただけるものだと思います。

 

例えば、旅先で、ホテルの部屋の冷蔵庫の缶ジュースは200円・300円します。

ホテルから出て 外出先で喉が渇いたら 自販機で120円、スーパーで買ったら80円 !

これが サービス業のモノの値段  と  物販業のモノの値段 の違いで、一般的にそのビジネス感覚には大きな開きがあります。

以前、『100円のコーラを、1,000円で売る方法』という本がベストセラーになりましたが、誠実さを超えたところまでエスカレートすると道義的に問題があります。

『外でジュースを買うと、怪しいお店 がありますから 気を付けて ください・・・』

ホテル で 缶ジュースを買うと安心です・・・』

 

こんな案内になるようなら、その内容は不誠実だろうと容易に想像がつきます。

今時そんなホテルは日本にはありませんが・・・

(もちろん、高級ホテルのラウンジで搾りたてのフレッシュジュースを注文するのとは違います)

 

葬儀では、通夜・告別式の当日は 生花・骨壺・棺桶などのモノ を 高くても  サービス業の葬儀会社に納得して依頼します。これが、ちょうどホテルの客室内 冷蔵庫にある缶ジュースにあたります。

しかしながら・・その後は、普通のお買い物と同じで、無駄に高い値段で買う決まりはありません。

だって、 四十九日の香典返し は 葬儀から 一ヶ月以上も 経過している のです・・・。

葬儀会社 経由の割高な購入をしなければならない決まりはありません。

 

物品販売業の会社からもセカンドオピニオンを聞かれると良いと思います。

きっと、誠意をもって対応してくれるお店が 沢山あると思います。

 

PS:

皆さん、喪家の立場になると、高いストレスのなかで、精神的に不安定で、誰かに頼りたい気持ちになります。これは、決して おかしな事ではありません。

誰しもが 身内の不幸においては、不安な気持ちになり、冷静な判断が難しくなります。

芸能界などで、有名芸能人が危険な宗教家に精神的に依存してしまうなど、人は高ストレスのなかで、正常でいられなくなる事例がよくありますが、これは脳科学的に同様の状態にあると考えられます。

 

セカンドオピニオン(第3者の意見)・・・が助けになることがあります。

皆様が、精神的にも辛い時期を大過なく、過ごされる事を心よりお祈りいたします。

 

 

2018年3月

ある葬儀会社から喪家に渡される資料の一部

ある葬儀会社から喪家に渡される資料の一部 <特定の葬儀社名は色付けし消しています>

『和光さんにお願いしようと思っている・・って言ったら、こんな紙をだして色々言うの・・』

『お母さんにも言ったんだけど、和光さんは近所だし、店もあって、ホームページをみても、ちゃんとしているから・・』

『わからない人(喪家)もいるだろうけれど・・』『わかる人はわかるからね・・』
『だって、値段が違うし、条件が悪い方に頼まなくちゃいけない理由は無いもんね・・』
『うちがどこで買い物したって ■■(葬儀会社さん)には関係ないじゃない・・』

『(葬儀会社さんが)葬儀の後で、沢山資料を持ってきてくれるのはいいけれど、こんな(他社の資料は見ないように指導する)説明って、気分が悪い・・』

以上の感想とともに、当社の営業社員に渡してくださった資料です。