香典返しを依頼する時、その会社の包装紙はどうなっている?

香典返しで届くギフトが市販の包装紙で包まれていることがある。そしてそこには品物を用意した会社の名前や連絡先など見当たる手がかりは全くない。
デパートの包装紙だったり、一部の(地域一番店)ギフト専門店の包装紙には、お店のロゴなど(何かしら)その品物が何という会社が用意した品物なのか判るようになっている。
香典返しなどを用意する会社は喪家から依頼を受けて責任をもって品物の準備をするので、万が一、先様宅へ届いた品物に破損や不良があった場合に連絡が受けられるよう、本来、包装紙でお店の顔が見える必要があります。これが進物用「包装紙」の意味です。

一方、誕生日などのプレゼントでは、一般的に1個のみ、それも近い関係の方に送るので、会社名の入らない可愛らしいラッピングが人気でしょう。もしも破損があっても送り主の目の前で開くものですし、また近い関係ゆえに「傷んでいたので・・」と話もできます。
これがおなじギフトでも「進物」としての性質が強い用途では複数の方に同時におくることとなり、また届け先も必ずしも喪家と近い関係とは言えないことが多い筈です。このような時には、販売店が責任をもって品物を用意しているという証を包装紙に託すことになります。これがデパートや一部の(地域一番店)ギフト専門店が包装紙に会社名がわかるデザインをする理由です。

一方、ギフトの販売店(葬儀社の下請けのギフト店も含めて)のなかで、自社の名前をお届け先には一切見せない忍者のようにしている会社も見かけます。市販の包装紙を利用している場合は、そのお店が品物に責任を持つ意識が薄れることが理解できると思います。多くは店舗もなく、品質の良くない商品を誇大な割引率を全面に押し出して喪家に販売をするギフト業者か、葬儀社の下請けをするギフト業者です。
届け先は商品について何らかの不満があった場合にも喪家には直接伝えることはしません。またギフトを用意した会社が判らなければ、「まあ、こんなものか・・」「もう、いい・・」となる次第です。喪家の家紋を入れた包装紙をすすめる業者の場合も同じ理屈です。

香典返しなどの進物用ギフトの会社を選ぶ際に、包装紙を確認することでその会社のスタイルが分かります。自社の包装紙で品物を用意する会社が残念な仕事をすれば、即、自分の首を絞めることになります。ひとつの目安としてお考えください。